文字サイズ

疾患カテゴリー

初めて受信される方へ Youtube閲覧

診療カレンダー

各種疾患情報Disease infomation

変形性股関節症

部位:股   

症状

股関節周囲が痛くなる疾患です。中年以降の女性に多い傾向があります。

臀部が痛くなることもありますが、ほとんどの場合は股関節前方に痛みを生じます。

立ち座りの動作や、歩き始め、階段などで痛みが強くなります。中年以降の方が股関節を曲げたり、ねじったりして痛む場合はこの疾患を考えます。

症状が進行すると安静時にも痛みを生じるようになり、痛む方の脚長が短くなり歩行時に体が左右に揺れるようになります。

原因と病態

特に原因がなく、加齢により発症する場合もありますが、多くの場合は生下時や発育時の股関節の発育不全の結果として発症します。

生後行われる股関節検診や啓蒙活動により発症は以前に比べ著しく減少しています。

診断

レントゲンで診断します。

ベースに臼蓋形成不全(股関節のかぶりが足りない状態)があるか確認します。

初期には、股関節の隙間(関節軟骨)が少なくなります。

進行すると関節軟骨がなくなり、関節部分の骨が固く硬化してきます。

さらに進行すると丸い骨頭が扁平化して内部に穴(骨嚢腫)を生じてきます。

治療

最終的に人工関節手術になることがありますが、手術は誰でも避けたいものですので、この疾患とわかったら股関節への負荷を避けるようにします。

スポーツ、登山が好きな方は、完全にやめないまでも減らすようにします。

肥満の方は、良い機会です、痩せましょう。

当院では、この疾患の初期の方に対してダイエットエクササイズをサポートしています。

強く痛む方には、座薬や痛み止めを処方していますが、痛み止めは症状を減らしても疾患の進行を遅らせることはありませんので補助的に使用する程度にしています。