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橈骨遠位端骨折

部位:手   

症状

手首の骨折ですので、手首の周囲の痛みを生じます。

骨折のずれが大きいと、手首の形が変わるのでそのような場合はすぐ病院に行きましょう。

軽度の骨折ですんでいると、さほど腫れもなく痛みも少ないこともありますが、のちに骨折部分が大きくずれてくることがありますので注意が必要です。

原因

骨粗鬆症が背景にあり、転倒などにより手をついたときに発生します。ご高齢の女性に多いですが、自転車やバイク、スノーボードで転倒して若い方が受傷することもあります。

ご高齢の方が、受傷した場合は骨粗鬆症を疑い、骨密度、骨マーカーを測定することが必要です。

診断

レントゲンで診断が可能です。

まれに痛みが強いもののレントゲンで骨折がはっきりせずMRIにより骨折が明らかになる場合があります。

治療

骨折のずれが少ない場合は、ギプス固定を行います。この際指がきちんと動くようにギプスを巻くことと、指を動かすようにしていただくことが重要です。

痛みがあるからと言って指を動かさないでいると指の関節が固まり動かなくなってしまうことがあります。

ずれが大きい場合は、整復(形を元に戻すこと)を試みます。この際痛みをかなり伴いますので、当院では頚部で痛み止めの注射を行いほとんど痛みのない状態で整復を行っています。

整復位が得られない場合、整復位が得られてギプスを巻いてもギプス内部でずれてくる場合は、手術が必要になります。

手術の場合は、早期にギプスが外せますが、骨癒合が得られるまでは慎重に経過をみつつ手、指のリハビリが必要になります。