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踵骨棘

部位:足・下腿   

症状

踵骨棘とは踵(かかと)の部分に生じる骨棘(こつきょく:骨のでっぱり)です。

症状は、歩行時、起立時の踵部の痛みで中年の女性に多くみられます。踵の部分に腫れや熱感や発赤を生じることはまずありません。

原因

足の縦アーチ(土踏まず)を形成するのに最も重要な働きをするのが弓の弦(bowstring) としての足底筋膜(plantar fascia )です。

足底筋膜は膜ではなく人体で最も長く強力な靭帯のひとつで、かかとの後ろから各足趾のねもとまでつながっています。(意外と長い)

この足底筋膜が過剰に踵骨底部を牽引するとそこに骨棘を生じてきます。

踵骨底部に基部を持つものは他に母趾外転筋、短趾屈筋、足底方形筋がありこれらの牽引力によっても同様の状態を引き起こすことがあります。

診断

レントゲンで踵骨棘を認めても痛みを生じていることは少なく、診断はレントゲン画像だけでなくこの部分に痛みがあることと、圧痛があることが条件になります。

治療

治療は、除圧目的の足底板がお奨めです。

確かにステロイド注入は効果がありますが、足底への注射はかなりの痛みを伴いそれでいて再発することがあります。足底板にて効果が得られない場合にのみ試される方法と考えています。

そのほか、当院では超音波、レーザーによる治療、湿布、投薬、理学療法による治療を行っています。