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診療案内Practice guidance

当院は一般整形外科疾患はもとより、リウマチ、骨粗鬆症の治療に力を入れています。
診断には、レントゲン、超音波診断装置、全身骨密度測定装置、血流測定器など使用しますが、特にMRIを院内で行えるのが診断の大きな助けになっています。
治療では、薬剤による治療、各種ブロック注射、手足の小手術、物療はもちろんのこと、運動器を鍛える体操療法、機能回復をめざす理学療法がおこなえるのが最大の特徴です。

リウマチ科

関節リウマチとリウマチ関連疾患を診療しています。

リウマチは、膠原病という免疫疾患のひとつで、手足の関節や脊椎の痛みを生じる疾患です。膠原病はごく簡単に説明しますと、自分自身の組織を自分で攻撃してしまう病気で、攻撃対象の違いにより様々な疾患に分けられます。

当院では関節リウマチを中心に、痛風、偽痛風、リウマチ性多発筋痛症、回帰性リウマチ、掌蹠膿疱症性脊椎関節炎、強直性脊椎炎、シェグレン症候群、乾癬性関節炎などを扱っています。

リウマチに関しては、免疫抑制剤、ステロイド剤のみならず、生物学的製剤(バイオ製剤)の使用者も多く来院されています。

リウマチの治療薬には副作用がつきものですが、こまめに副作用のチェックを行うことで不利益を最小限にするように努めています。

リハビリテーション科

リハビリは、機械によるリハビリである物療と、体操による体のトレーニング、理学療法士が直接治療する個別リハビリ(理学療法)の3種類を行っています。

物療には、牽引やレーザー治療、低周波治療、フットポンプによる下肢マッサージなどが含まれます。腰痛、下肢痛、肩こり、膝の痛みに有効です。

体操療法は、専任のインストラクターがついて行う運動療法です。

手足の筋力に不安を覚える方々を対象に筋力維持と筋力増加、バランス維持を目的に運動を行っています。この中には、マシントレーニングも含まれます。

さらに、糖尿病、高血圧、肥満症などの生活習慣病に悩む方にダイエットを目的とした運動療法も行っています。

内科かかりつけ医に体重減らすように、運動するようにと口を酸っぱくして言われている方におすすめです。

理学療法は手足、脊椎の疾患により治療が必要な運動器リハビリテーションと、脳血管疾患により治療が必要な脳血管疾患等リハビリテーションを扱っています。個別リハビリ(理学療法)は、あらゆる疾患が対象になります。

骨折後の機能障害、肩の疾患で腕が上がらなくなった場合、手足や腰の手術後、スポーツで膝や肩を痛めた場合、脳血管疾患の後遺症など、さまざまな疾患に適用されます。

専任の理学療法士がついて、関節の動きを良くする、筋肉を鍛える、筋肉の使い方を指導する などを行います。

骨粗鬆症

骨が弱くなる病気です。

しかし、「年を取ったら誰でも骨が弱くなるのは当たり前、骨密度を測定して低ければ薬を飲めばよい」というような単純なものではありません。

現在、骨粗鬆症の薬剤には、さまざまな内服薬のほか、注射薬も数多くあります。

注射薬では、毎日打つものから、週一回、月一回、半年に一回打つものがあります。

雰囲気で選ぶのではなく、なぜ骨密度が低下しているのか、何が足りないのか、骨密度以外に問題があるのかなど、理由を持って薬剤を選択する必要があります。

また、同じ薬を長期にわたり使用することで生じる副作用もありますから、選んだ薬剤がきちんと効果を発揮しているのかをチェックし、効果がないのならほかの薬剤を選択する必要があります。漫然と同じ薬を使用し続けることは避けなければなりません。

MRI

MRI

磁力の力を使用して体の内部を撮影する装置です。

レントゲンと異なり放射線が出ませんので、被曝することなく検査できます。

当院のMRIは手足、首、腰、脳の疾患を対象としており、心臓や腸などを撮影することはできません。

コンパクトなMRIですが、ガントリー(体が入る部分)が円筒形ではないので(オープン型といいます)圧迫感が少なく狭いところが苦手な方でも撮影できます。今まで他のMRIでは撮影できなかった方でも当院のMRIでは撮影ができています。

整形疾患では脊髄の腫瘍、ヘルニア、狭窄症、膝の半月板損傷、靭帯損傷、肩の腱板断裂などには絶大な威力を発揮します。

この装置が外来にあることで、これまでどれほど診断に役に立ったか計り知れません。

診察時間

診療時間
午前08:45~12:00
午後14:00~17:30

※日曜日と祝日は休診です。
※当日受付の時間は,上記の時間とは異なります。

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